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すずめ日記

アメリカ田舎生活。いろいろあるよね。

40にして、、、、

前回の記事に平日の昼間にカレーパンを手作りしている様子を書きました。シングルマザーと一口に言っても人それぞれ、中には離婚した元伴侶からの養育費で悠々自適の人もいるのねぇって、そうだったらいいのですがそうじゃないんです。

日本でもアメリカでも、シングルマザーって大変です。もちろん結婚生活にとどまっているマザーも大変なのですが、例えばそう言う普通のマザーがボクシングのリングの脇でセコンドとして『大変』だとすると、シングルの方はリングに立ってじゃんじゃんパンチを繰り出さなくちゃいけない、そう言う大変さ、だと思います。そう、私達は戦っていかなくちゃ行けないんです。日本の社会を離れて14年、きっとその間に様々なことが変わったのでしょうけれど私の記憶にある日本を元に推測すると、日本のシングルマザーの方々は社会的偏見とまずは闘わなくちゃ行けないんじゃないでしょうか。例えば、アパートを借りる苦労だったり、仕事を得る際のハンディだったり(って、全然的外れで古かったらごめんなさい)。

アメリカの場合は、その点すごく楽です。シングルマザーになるハードルが低いです。いい悪いは別にして、シングルマザーの数が多いので社会的な偏見を感じることはほとんどありません。とは言っても我が家のような外国人シングルマザーは日本にしてもアメリカにしても珍しいかも。私が第一に戦わなくちゃいけないことは、アメリカに『合法』に滞在すること。

アメリカで子供達と3人でやっていこうと決めた時、一番頭を納悩ませたのはビザの問題でした。それまでは旦那さんの家族ビザで何も心配なく暮らしていた私。私の『残りたい』という希望にもちろん怒り心頭の旦那さんは、一人でやれるもんならやってみろ、ということだったので、やってやりました!一人で。弁護士を始め近所の大学の留学生課、その他頼れるところには全部相談に行って、学生ビザへの切り替えに成功し、なんとか残ることができました。

今から思うと、当時の私はとりあえずその時の『今』アメリカにいることだけを考えていて、先のことはどうにかなるだろうと楽観していました。それから今に至るまで起こる様々なことを当時既に知っていたら、それでも挑戦したかなぁ。あんまり根性の座っていなかった数歳若かった自分だから、ビビってあきらめて旦那さんにくっついて帰国したんじゃないかな。

当時の私は『格別に幸せじゃないけど、不幸でもない』。今の私は『いろいろ苦労はあるけれど、心から幸せ』。だからきっとこれでよかったんだ。でも、この話は今回のテーマとは関係がないので、また別の機会に改めて書きます。

で、アメリカ滞在のために戦い続けた私の現在の身分は学生です。一応学部生ではなくて大学院生というのがせめてもの救いだけれど、40歳で学生って、ちょっとどうなの。そしてアメリカに11年住んでいても学生ビザをもらっている関係上、留学生になってしまい、その規制のために学外では働けず。と言う訳で、不本意ながら平日の昼間にカレーパン作りに精を出す生活をしている、ということなんです。やっとつながった。

昔の人が言ったような落ち着いた40歳とはかけ離れているけれど、こんな人生もあり、かなぁ。